前回のブログでは、私自身の実践していることを記載しましたが、今回は白癬菌についてもう少し詳しく説明します。
白癬菌は角質を栄養源としているカビの一種で好人性という性質を持ちます。ですので、白癬菌を角層内に侵入させないことが重要です。
角層内に白癬菌が侵入する要因は次の4つです。
①温度 ②湿度 ③外傷 ④菌と角層の接触時間
①気温35度くらいは侵入しやすいです。
②湿度90%以上は侵入しやすいです。
③傷があると侵入にかかる時間が短くなります。
④湿度85%以上かつ接触時間1日以上で侵入してきます。
以上の事から、外からの侵入は梅雨〜夏の時期にしっかり対策することがいかに大事かお分かりになるかと思います。角層内に侵入を許すと角質を栄養源として足全体に水虫が広がる可能性あります。
続いて足の湿度について説明します。
ビニール靴 98%、布靴 94%、サンダル 84%、裸足 80%
サンダル、裸足で過ごすなら白癬菌は侵入できませんよ。
湿度について補足すると傷がなければ、白癬菌は85%以下では侵入しません。傷がある場合でも半日以上侵入に時間かかります。
まとめると、傷があろうとなかろうと白癬菌が角層内に侵入するには半日以上かかります。家庭外で靴を脱いで、活動した日の夜に優しく足を洗う習慣あれば確実に予防できます。足洗うときは角層に傷が出来ないように優しく洗ってくださいね。
今回は白癬菌について解説致しました。